最後の眼鏡(アスベストで亡くなった父)

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私(中西さつき)の父は、
ずっとダブルブリッジの眼鏡を愛用していました。複数所有してても、必ずダブルブリッジ。
まるでトレードマークの様に。

写真は、
最後になった、形見にもらった眼鏡。
形見に、一番希望したのは、なぜ眼鏡か?

近視で遠近を愛用していたので
この眼鏡は、ずっと朝から寝るまで父と一緒に
過ごしていたと、言えると思ったからです。

眼鏡を見ると、父を思います。
顔にのっていたのですから、
顔を思い出しやすいと感じます。

去年の9月29日 父が急逝。
余命1年と言われて、1年半で亡くなりました。

悪性胸膜中皮腫

市から技能功労賞を受けたことのある
木造建築大工だった父。

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アスベストが原因でした。

アスベストがなければ、今も元気だったのかな?と
考えると、辛くなりますが

5月17日 アスベスト裁判で国と企業が
最高裁で責任を認めたニュースがありました。

アスベストは、発症まで約40年と言われています。
悔やみきれませんが、せめて
国が認めてくれた事、多くの悲しい気持ちの
遺族が救われるものだと感じました。

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事務所の玄関には、父の趣味でもあった
古木を飾っています。

父が生きていた証の眼鏡と古木
このふたつを見ると、頑張ろうと気持ちになります。

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